それがジェーンのいいところ
(以下に書くのは、私見です。他にも私の知らない魅力があるかもしれません。)
ジェーンのセールスポイントは、ほぼ3点にしぼられます。
- 最高速が簡単に出る
- 勝負ポイントでの反応の良さ
- 直線、並んでからの勝負根性
逆に言ってしまえば、他は難しいところだらけなのですが。
ちょっとしたことですぐに速いだの遅いだの文句つけるし(これはホント頭にくる)、位置取りとしてどうしても馬群に入らざるをえないので他の馬に翻弄されやすいし、切れる脚が使えないので一気に追い込まれるとなすすべなし。
それでも、うまくペースをつかんで残り600mまで我慢できれば、かなり粘り腰を魅せることができます。特に差し、自在馬と叩きあって差し返せたときの爽快感は、何ともいえません。
<スタート>
スタートは、申し分ありません。放っておいてもほれぼれするような出脚を使ってくれます。
ですから最初はそろそろと手綱を動かすだけで、わりかし好位置をキープできるはずです。
外枠を引いてしまった場合、ここで一気に内ラチに寄ろうとすると、かえってスピードを殺してしまいます。さらに不良馬場だとすべります。これではせっかく潜り込めてもそこからかなりのニの脚を使わないと馬群について行けません(「おそすぎるしー」が出やすくなる)。ここは開き直ってそのまま直進し、徐々に内を狙うのがベターでしょう。
<道中>
4コーナーまでは、ひたすら「忍」の一筋です。
とにかく喧嘩しないように、回りの馬に目を配りながらじっと勝負ポイントを待ちましょう。
シルバーメダルがいいペースメーカーなので彼の内に入れば利用できます。外を回されたら・・・何とかしてください(爆)
<勝負ポイント!>
ジェーンは先行馬です。よって基本的にタメは効きません。
勝負ポイントが来たら、早め早めに前をうかがいます。
ここでスタミナが十分に残っていれば、直線に入ってすぐ逃げ馬をとらえることができ、レコードブレイカーと馬体を合わせても競り勝てるでしょう。差し返されたら、その前にスタミナをどこかでロスしていたことになります。
もともとジェーンは並ばれてからのしぶとさが身上の馬(このへん全然コギャルらしくない。なんとも言えずけなげです・・・)。スピードやサンダーを差し返す根性をみせれば、勝利の女神はあなたに微笑む(はず)。
たとえハナ差でも勝ちは勝ち。悪夢のような逆転劇を追い込み勢に叩きつけてあげようではありませんか♪