(仮称)「Perfect Jockey(パーフェクトジョッキー)」
〜来年は午(うま)年であり、競馬ブームの再来が予想される。
競馬ゲームに注目して且つ非常に新しいタイプのゲームを提案する〜
<コンセプト> 従来型の単なる「馬育てゲーム」「金と時間を費やしたものが強くなる」というゲームではなく「やればやるほど遊べる幅!が広がり」金と時間を費やしたものが勝つのでなく「真に強いものが勝つ!」「騎手にフォーカスした」新感覚ゲームである。 |
<ターゲットとゲームの雰囲気> ゲームセンターに置く。いたってアナログなゲームで、また家族でもできるようなもの。見ているだけでも楽しめるようなもの。 一方、「真に強いものが勝つ」システム(後述)でマニアもひきつけることが可能。 |
<筐体> アナログな物を目指すため、ボタン類はできるだけなくす。プレイヤーのまさに腕!(指ではない!)で戦う、馬の形をした筐体がいいだろう。子供もできるように、座りながら、馬の首の部分を前後に揺らして操作するもの。(当社商品ファイナルハロンを少し変えたものを思い浮かべて欲しい。注:内容は全然違う!!) 競馬ゲームに欠かせない、「ムチ」は指で押すようなボタン操作ではなく、筐体の横に取り付ける「マット(のようなもの、たたいても痛くない)」をたたくようにする(片腕で馬の首を押し、片腕でムチを振るうように胴をたたく!騎手の動きを再現して、これでもう騎手気分!!)のがポイント。 〜以下、どのようにすればコンセプトの理想が達成されるかについて述べる〜 |
1. 遊べる幅が広がるシステム〜カード制の導入〜 1枚(何枚もお金を使わなくていい)の騎手カードに戦績を記録し、ポイントがたまるにつれて、さまざまなタイプの騎乗馬や、競馬場の選択が可能となる。ここで注意しなければならないのは決して強い馬に乗れるようになるのではなく「非常に極端に個性的で魅力的な騎乗馬で楽しめるようになる、幅が広がる」ことである。あくまでも勝つか負けるかは馬の強さではなく本人の腕次第。こんな馬いたら面白いなぁ、といった馬を考えたい。 また、新しい競馬場(コース)では前の馬の蹴り上げる泥で画面が見えにくくなるコースというのも面白いだろう。 * もちろんカードはなくてもできる。「やりこみたい人だけカードを買う」ようにしなければ、ゲームの敷居がぐっと高くなってしまうだろう。これは避けなければならない。 |
2. 強い人が勝つシステム カードシステムで述べたように、新しい馬はあくまでもそれまでの馬と同じ強さ。 そして、筐体の操作方法が、目でわかりづらい腕で大まかに操作なので実力が問われる。 もちろん、従来のゲームでは必ずあったスピードメーターや残りスタミナの表示も消すので、マニュアルを作ることのできないゲームとなる。プレイヤーの真価でしか勝敗はつかないのだ!(今までのゲームではスピードメーターしか見てないプレイヤーも見受けられた) こうすれば、駆け引きと、勝負師の勘で争う、かなり奥の深いゲームになるハズだ。 |
3. 騎手にフォーカス 今まででだいぶ書いてきたので、重複になるが、このゲームは騎手の強さで決まる。そして操作方法も本物の騎手に非常に近い(ムチといい、馬の動かし方といい)。 デジタルなメーターも取り除いたこれは今までにない「完全騎手ゲーム」である。 |
4.カードシステムによる恩恵〜プレイヤーの輪〜 「ポイントの高いプレイヤーと対戦をして勝つとポイントがたまりやすい」というシステムを加える。 すると、ポイントの高いプレイヤー同士がしのぎを削りあう、メッカのようなものができる事が予想される。さらに、そこでポイントを貯めた人が地元へ行けばそこでも同じような「プレイヤーの輪」が発生する。 後は、全国大会などを開くなどをして、ゲーマーの闘争心を掻き立てれば、成功間違いなし!! 一方 例えばここに新しい競馬場を選択できるようになったプレイヤーがいるとしよう。すると彼がプレイしそうになったのを見て、そのコースをやりたい人が(まだポイントの足りない人)対戦を申し込むだろう。このような事も上記の「プレイヤーの輪」の形成にかなり貢献するだろう。 尚、細かいことだが、ポイントがたまるにつれカードに穴が開くというのはどうだろうか。ただ適当に開くのではなくて、何かコメント(ありきたりだが「武豊級だ!」とか)の所が開くようにすれば、それを目標にする楽しみも増えるだろう。テレホンカードの要領でできるはず。 また、カードに名前を登録しておくようにすると、いろいろと便利だろうし、レースのたびにその名前が出るのもほほえましいかもしれない。 |
5.ゲームの難易度〜両極端な二つのモード〜 初めてプレイした2人が、例えば、5位と6位とかであったなら、彼らはこのゲームに全く好印象を抱かないであろう。そこで、初めての人が「このゲーム気持ちいい」と思えるように、コンピューターのレベルをかなり下げたほうがいい。これをeasy modeとする。 しかしこれでは物足りない人が出てくるのはまちがいないで、極端に難しいexpert modeを作りたい。これは、ただコンピューターが強いのではなく「コンピューターがプレイヤーの技術を学ぶ」モード(競馬ゲームでこのシステムを導入するのは素晴らしい事になるだろう)である。 これにより、強い人が集まる所では、コンピューターまでもが強くなり、予想もつかない反響が待っているであろう。 |
以上の事のほかにも、 <場所> 競馬場の近く、馬券売り場の近く、家族の集まる場所に、多人数で対戦できるようにするとよい。 <宣伝> 人を動かすのは宣伝の強さである。バラエティー番組に出してもらえるような、見て面白いゲームにしたい。 |
〜最後に〜 自分が望むのは、画面の美しさを追求するゲームではなく、やった後に「面白い!」と心から言えるような、人に勝ったときに魂の雄叫びが出せるようなゲームである。 この内容が少しでもゲームに生かせてもらえれば嬉しい。 最後まで読んでいただいてありがとうございます。 終わり |