障3100m

 3100m Steeplechase 

コース別攻略ポイント(9)障害3100m 「ロイヤルパレス大障害」

 「大障害」の名に恥じない、非常に複雑でテクニカルなコースレイアウト。理屈だけ分かっていても結構練習しないと走りが安定しないかもしれません。はっきり言って難しいコースですが、それだけ攻略の楽しみもあります。

 スタートの「待ち」は2.5秒前後。外枠発進の時は、第1障害飛越後の下り勾配を、動きを止めて下りつつ、左右の操作だけで最内へ寄っていく感じになります。下り切る直前から再び扶助を加え始め、そのまま第2障害飛越〜コーナリング〜第3障害飛越〜コーナリング(上り坂つき)と繋いでいきます。コーナーのRと上り勾配に併せて適宜、筐体の揺らし方を調節して下さい。この後たすきコースに入るので、外側から入ると早めに好位置を取れそうな気がするのですが、さにあらず。やはり右ラチ沿いで回った方がよいようです。コーナーは、あくまで経済コースで走りましょう。

 反対にたすきコースでは、経済コースを取ろうとするあまり、無理して早めに左へ寄ろうとしない方がよいようです。最後の水ごう障害を飛越する前後で左ラチにつければよい、くらいのつもりで一定角度で斜めに進むイメージで走りましょう。また、水ごう障害を飛越するとすぐにバンケット前のコーナーに突入するので、ここで失速しないよう、強めに押して周るようにします。

 バンケットの下りではびったり動きを止めますが、下りきってから上り坂に至るまでの谷の部分が案外長いので、やはり他の下り坂と同様、下りきる直前から扶助を加えて、スムースに上り坂(ここは強めに)へ繋げましょう。

 バンケットを抜けて向こう正面に入ると、後は基本的に平地コースと同じようなレイアウトなので、平地での注意点を念頭におきつつ、障害を確実に飛越していきます。最終障害はコーナーの途中にあるので飛越後に失速しないよう、きちんと扶助を加えることを忘れないようにしましょう。勝負ポイント以降は、平地コースと全く同じ乗り方でいいと思います。厳密には直線への進入角度が少しきついはずなのですが、あまり意識したことはないので大丈夫でしょう。

 ちなみに、家にある英和辞書には Steeplechase は、「(2マイル以上の)障害物競馬」とありましたが、まあ、100mちょいならいいかってことで。ていうか、最初勘違いして Stable Chase とか書いてました。阿呆です(←最初からちゃんと辞書ひけ!)。誠に申し訳ありません。「Steeple = 教会の尖塔」だから遠くからでも目指せるんであって、低層建築の「Stable = 厩舎」じゃ視認できませんやね..。


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