Rivals |
ライバル達
ここでは、スピードに騎乗する場合の、他脚質との相性みたいなものを、各々の脚質毎にまとめておきたいと思います。ある意味スピードの「弱点」集であったりするわけですが、忘れてはいけないのは「自分のスタイルさえ守れていれば、仕掛けられても大崩れはしない」ということ。他馬に崩された場合の原因の大半は「自滅」と言えます。弱点を自覚した上で、相手の仕掛けに揺さぶられない技術と精神力を養って下さい。 1)対 アクセル 一応、同じ逃げ馬系ではあるわけですが、実際のレース中、最後の直線以外でアクセルとスピードが絡むことは、普通に乗っている限り有り得ません。道中の位置取りが違いすぎます。従って、お互い特に気にする必要はないでしょう。むしろ、相対的な位置関係を気にしすぎると、追いかけてオーバーペースになったり、控えすぎて後ろの馬に捕まったりして良くありません。自分の標準的な走行ペースを掴めていれば、あとはお互いベストな走りが出来たかどうか、という一点で勝負は決まると言えるでしょう。 アクセルに関して怖いのは、アクセル自身よりも他馬にアクセルを利用される場合ですね。つまり最後の直線でアクセルがカベになって行き場がなくなるケース。これを避けるには、直線に入ったら後ろから差して来る馬の脚を計りつつ、前を行くアクセルの「真後ろ」ではなく「隣」のラインを早目に確保しておくことです。 2)対 スピード やはり同型馬は一番やりにくいですね。基本的に最内のベストポジションの奪い合いなので。内・外で併走する形になると、お互いベストに走ったとしてもやや内側有利。前後に展開すると、前の馬にマイペースで走られたら、後ろにつけた馬はベストポジションよりも一馬身遅れているわけなので、最後に脚を余す形になり、まず勝てません。従って、「道中での位置取りの差が縮まらないままゴール」がいやなら、 3)対 ジェーン/ボンバー 私のやっているスピードの乗り方は道中控え気味なので、後ろの先行馬が積極的に差を詰めてくると、殆ど同じ位置で競馬をすることになる場合もあります。こうした場合、大抵は相手のオーバーペースなので冷静にマイペースを守っていれば特に問題はありません。慌てず騒がず、内側を開けずに淡々と走り続けましょう。スタートでやたら相手が飛ばして来て、自分の前に入られたらちょっと困りますけどね。あと、序盤で内側に入る時に先行馬がダッシュしすぎてて接触したりとか。自分より内枠の馬は常にチェックしておきましょう。 もう一つ、道中で先行馬を警戒しなければならないのは障害レース。真後ろにつけられると、ジャンプ時に後ろの馬の首がどアップになり、非常に前が見えにくいのです。これも慌てずに画面を良く見て冷静に対処すれば大丈夫。 ジェーンに対しては直線で一旦抜かれたのを差し返す展開になることがあり、この場合、先に挙げた「カベ」を作られないように上手なライン取りが必要。 4)対 セブン/ピーチ 自在馬は、結構簡単に前に行けるので、スピードと同じ位の位置で競馬することも充分可能。意外と警戒しなければならない相手です。絡まれないように、自分のベストポジションを序盤できっちり抑えておくことが肝要となります。 5)対 ガイアン/サンダー 差し馬ともなると、さすがに道中で絡むという局面はあまりありません。ただ、差し馬は勝負ポイント突入後の序盤のダッシュが鋭く、一旦抜かれる場合が多いので、ここから差し返す際に「カベ」を作られないよう注意が必要です。 6)対 クイーン/デオクレル 追込みに関しては、ゴール前の一瞬が全て。自分の方が完璧に走れていれば差されないし、相手の方が上手かったら差される。それだけの話です。それだけに「勝った!」と思った瞬間にヒョイと差されると本当にガクっときますが。でも、それは自分が弱かったということなのです。精進あるのみ。 7)対 CPU馬 序盤であっさり最内に入れた場合は、殆どCPU馬に配慮する必要はない(後半タレてくる先行馬への対処くらい)のですが、外枠を引いた場合は結構苦労することもあります。やはり逃げ型のCPU馬がやっかいで、特に私が苦手なのが「ダイゴロー」。位置取りがスピードとカブる上、併走しているとコーナーでもないのに外側にヨレてくる!! こいつのお陰で大外回されることもしばしばです。スタートダッシュを少し効かせれば、一応途中で躱せますけども、自分の内側にダイゴローがいたら十分注意しましょう。他の逃げ馬「ニゲルマッハスピン」「ゼロチェイサー」等は、大抵飛ばし気味にさっさと前へ行ってくれるので、あまり絡むことはありません。 もう一頭、先行馬ですが「エンジェルウイング」。これも先行馬としてはかなり突出してくるので、短距離戦では注意が必要です。 |